ゆとりをつくる「ハーブティー瞑想」
ハーブがくれる、時間と気持ちの“ゆとり”
例えば以下に挙げたような、ちょっとした不調を感じたとき、みなさんはどのように対処していますか?
- 最近、肩こりや腰痛がひどくなった
- 寝つきが悪い
- ぐっすり眠れない
- かぜをひきやすくなった
- すぐイライラしてしまう
- 疲れがとれない
そんなときは、「とにかく寝る・休む」とか「好きなものを食べる」という人が多いと思います。またサプリメントを飲んだり、整体に行ったりする人もいるでしょう。
いろんな方法がありますよね。
ただ、なぜ不調になったかをふり返ってみると、どこか今の生活スタイルに「無理をしている自分」がいるはず。
といっても、そう簡単に今の生活を変えられる人は少ないでしょう。「そもそも無理しなくていいのなら、していない」という人がほとんどですよね。
でも、ちょっとした工夫で体調を少しでも回復することもできるはず。
毎日のなかで、ちょっとだけ手間をかけたり、工夫をしたりするだけでも、年齢とともにそれが大きな違いになっていくもの。
例えば、
- 湯船にゆっくり浸かる
- 少し早めに寝る
- 午後4時以降はコーヒーを飲まない
- ショウガや根菜を食べて体を温める
といったような小さなことでもよいと思います。「もっと健康になろう」という考えを持っていると、次第に体も変わっていくもの。
成功哲学などでは、「どんな考えであろうと長期的に考え続けていると、それがいつか必ず実現する」といわれています。
なので、みなさんも健康になりたいと考え続けてみてください。それは決して損することのない投資です。
もちろん、ちゃんと手間をかけることも大事。
健康法はいろいろありますが、手軽に心と体が休まる方法としてハーブティーがおすすめです。
ハーブティーには、体によい成分が含まれていることはよく知られていますが、もう一つ私たちにとってうれしい要素があります。それは「心理的な“ゆとり”を持たせてくれる」ことです。
ハーブティーは、無理して頑張っている日常の自分から離れるきっかけを与えてくれます。
ハーブティーとともに「心の静けさ」を味わう
何十種類ものハーブには、それぞれ独特の香りや味があります。
ゆったりとお茶を飲みながら、そのひとときを味わえば、自分の頭の中で止めどなく飛び交う「心のおしゃべり」がだんだん静かになっていきます。
ティーカップに注がれたハーブティーの「色」を眺めてみてください。
その色は澄んでいるでしょうか。どんな色合いをしているでしょうか。
気持ちが落ち着いてくると、イライラや不安を感じていた自分に気づくかもしれません。ショックなことや寂しさが出てくるかもしれません。いろんなことが思い浮かぶはずです。
そして、そのうちまた終わることのない「心のおしゃべり」が始まります。
そんなときは、いま目の前にあるハーブティーの複雑な味わいや香り、温かさなどに意識を向けてみてください。なるべく「いま、この瞬間」だけを感じてみてください。そうしていくうちに自然と気持ちにゆとりが生まれてくるはずです。
これは「ハーブティー瞑想」と言えるかもしれませんね。
病気を予防すること、美しさのオーラを醸し出すこと、幸運を引き寄せること―――どれも心のゆとりが関係しているように思います。
ハーブティーとともに、ゆったりとした静かな時間を味わってみてください。