人間の体には、本来、「もとの健康な姿に戻る力」が備わっています。これは自然治癒力とか自己治癒力などと呼ばれるものです。つまり、「人間の体には、もともと病気を治す力がある」ということです。そういう復活力が潜在しているのです。

では、どうして治る力があるにもかかわらず、人は病気や体調不調になってしまうのでしょうか?

その原因と結果を考えるとき、植物の中にヒントを見出すことができます。

一般的に、植物は人間のようにしょっちゅう病気になることはありません。太陽の日差しを受け、地に根を伸ばしながら上や横にどんどん広がっていきます。とても純粋で一途です。自分の命の限り、ただ懸命に生きようとしています。

そんな植物の生き方に、人間の治癒力を引き出すためのヒントが隠されているはずです。

また、ありがたいことに植物はその姿を変えて、私たち人間の役に立つ成分を生み出し、苦しみや痛みを和らげてくれます。あるときはハーブティーとして、あるときは精油として、あるときはフラワーエッセンスとして、わたしたちを助けます。

大自然は、植物療法というすばらしい贈り物をわたしたちに与えれくれました。その贈り物をもっと多くの方に体験していただきたいと思っています。

守安 瑞江